かけあしちょきんだいさくせん TOPページへ TOP > わかる!「医療費控除」



みなさんもご存知の通り(?)私はよく病院にお世話になります。
アレルギー喘息、定期的ながん検診、扁桃腺の持病などなど・・。もちろん、息子や夫も病院にかかる事が年に数回あります。
医療費は本当に高くて、家計を圧迫しますが、日本には「医療費控除」という制度があります。私も過去に数回、税務署で申請しました。

でも、なんだかとても難しい感じがしますよね。「わからないから・・」「面倒だから」と、あなたは損をしていませんか?初めての方の為にすごくわかりやすく説明していきたいので、難しいことナシにします。準備とちょっとの知識があればとても簡単な事ですので、ぜひ、参考にしてください。

(記事作成 2007年)

医療費控除とは、あなたとあなたの家族(生計を共にする人)が1年間にはらった医療費に対して
下の数式で求めた金額を、その年の所得から差し引いてくれる制度です。
医療費控除は会社の年末調整では出来ないので、「確定申告」が必要です。


 その年の医療費総額 - 医療費を補填する保険金など = A

 A - 10万円または総所得金額の5%(どちらか少ない方) = 医療費控除額(最高限度額は200万円)

・・どうですか?はてな??ですね(笑)真剣に理解しようとしなくて大丈夫です。税務署で計算してくれるので♪

でも簡単に言葉で説明すると、Aっていうのは実際に払った「医療費」。
「医療費」から10万円を引いた額が「医療費控除額」。だから、「医療費」が10万円を超えていないと「医療費控除額」はナイってことですね。

でも、あれれ?式には【10万円 または 総所得金額の5%】とありますね。これが多くの人が見落としている点です。

申請する人の総所得額が200万円だとしましょう。そうすると5%は「10万円」です。
ということは、総所得額が200万円以下の人が申請する場合には医療費が10万円以下でも良いんです。

とはいえ、年収200万円以下って・・と思われるかもしれませんが
例えば・・共働きで、妻の収入が200万円以下というのは良くある話。その場合には妻が医療費控除の申告をすれば良いのです。
例えば、妻の年収が150万円なら、医療費が7万5千円以上であれば申告できます。(ただし、所得税を払っている事前提。)

ですから、共働きの場合、
医療費が10万円以上なら夫婦どちらか年収の多い方(税率が高い人)が申告したほうがお得ですが医療費が10万円に満たない場合なら収入が少ない人が申告すれば税金の還付を受けられるケースがあるという事を覚えておきましょうね♪

それでは、「医療費控除」についてもう少し知っておきたい事を箇条書きにしてみます。

◆ 医療費控除は自分や配偶者、子供、その他「生計を共にする」その他の親族の為に支払った医療費が対象。

◆ その年の1月1日〜12月31日までに支払った医療費が対象。

◆ 高額医療費、出産一時金や生命保険などの給付金は控除しますが
  出産手当金や傷病手当金は差し引かなくてもOK

◆ 過去の医療費でも、5年間は申告できます。



さて、な〜んとなく解かったけど、実際「申告」ってどうするのか?という話をしましょう。
確定申告」は税務署で行います。

「確定申告」とは「所得税」を納める手続きのこと。また、納めすぎた税金を返してもらう手続きのこと。
所得(お給料や年金などで自分のモノになったお金)に対して、国民は税金を払わなければいけません。
これが「所得税」。

年末になると、会社で「所得税」の計算をしてくれて(年末調整)、「源泉徴収」として納めてくれます。
がっ!!
会社の年末調整では計算してくれないものもあります。

それは、税務署に行って自分で申告しなくてはいけません。これが「確定申告」です。
(サラリーマン家庭を例にお話しています。)

なんだか、難しいことのようですが、必要なものさえ用意して税務署に行けばあとは署員が教えてくれたりやってくれたりするので、何とかなります。

医療費控除の申告をする時に用意するもの。

◆ 還付申告をする年の「給与所得の源泉徴収票」。年末調整の時にくれる薄っぺらい紙のことです。
◆ 還付申告をする年の医療費のレシート、領収書、交通費などのメモ(詳しくは後ほど)
◆ 保険金で補填された金額がある場合には、その金額のわかるもの
◆ 申告者の口座番号(還付金を振り込む口座。申告する本人の口座が必要。)
◆ 印鑑

そのほか、

◆「確定申告書A」
◆「医療費の明細書」

が、提出時の必要書類ですが、税務署に行けばあるので、税務署でもらって記入すればいいと思います。

確定申告時期であれば無料の相談会場が設けられる税務署が多いのでそこで教えてもらいながら記入するのがいいです。(無料相談会場設置時期などは、広報や所轄の税務署に問い合わせるなどしてお確かめください。

最後に、医療費控除の対象となる医療費についてお話しましょう。
病院にかかった金額だけじゃないんですよ♪

対象となる医療費は、ケガや病気のための診療・治療・療養の為に支払ったお金です。
病院で支払った通院費用や、入院費用、松葉杖や薬の購入費用も含まれます。

歯医者さんでも治療も同様です。が、どちらも健康診断のための費用は医療費控除外です。
(ただし、病気が見つかった場合にはこの限りではありません。)

ほかにも、病院に行かずに薬屋さんなどで買った頭痛薬などの薬代、出産時の分娩費用も含まれます。
薬屋さんで買った物についてはレシートに「頭痛薬」とか「胃腸薬」とかを書いてもらってください。

忘れてはいけないのが、病院に行くために使用した電車やバスなどの費用。
これも医療費控除の対象になるので、レシートをもらえない時には手書きのメモで充分OKなのでメモしておきましょう。
反対に、対象にならないものは、美容整形や、健康診断、栄養剤、サプリメントの購入など「治療」目的でないものです。

対象となるケース、ならないケースを挙げようかと思ったのですが数も多くまた、ケースバイケースなことも多いのでやめておきます。例えば、病院に行くための交通費として「タクシー代」は対象になりませんが、骨折時などやむをえない時には対象になったりします。

ですから、とにかく「これは医療費?」と思ったら領収書(レシート可)をとっておいて交通費や用途をメモしておく事をオススメします。それなら、あとは税務署で相談すれば可否を教えてくれるので♪


すご〜〜〜く簡単に「医療費控除」について説明してきました。わかりやすく、わかりやすく書きたかったので、かなり大ざっぱです。でも、私はこれだけ知っていれば充分だと思っています。実際、私の知っている事もほとんどこれくらいです(笑) ちゃ〜んと、申告するたびに税金を還付してもらっていますよ♪

「医療費控除」の全てをお話して、「結局やっぱりむずかしい」ってなるよりも
みなさんに「なんだ、なんとかなりそうじゃないか」って思っていただきたかったのです。
わからないから・・で、損をしている方が本当に多いんです。ぜひ、皆様は損をしないようにしてくださいね(*’-’*)

おしまい。

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