かけあしちょきんだいさくせん TOPページへ TOP > 内職体験コラム



専業主婦が家計を助けるために、まず思い浮かぶのが「在宅ワーク」はないでしょうか?

今でこそ「在宅ワーク」なんて格好よく呼ばれますが、要は昔からある「内職」ですね。以下、内職と呼びますが、その仕事内容は刻々と変わってきています。テープ起こしや、パソコンを使った入力作業、また、自宅で出来るテレホンアポインター業務などもあります。

家で出来る仕事とはいえ、会社から仕事をもらうという形態は変わらず。その会社選びも重要です。膨大な費用だけがかかり、結局お仕事はもらえなかったなんてケースも・・。逆に、自分にとても向いていて、何十年も内職をされている方もいらっしゃいます。最初に費用はかかっても、充分元をとれるケースもあるようです。ともあれ、未経験の方には「未知の世界」ですよね。

私は過去に数ヶ月間「内職」をしていました。先に述べたように、いろいろなケースがあるのでみんな同じではないのですが私が実際にした内職体験談をお話していきます。当時、「仕事内容を口外してはいけない」などの契約は一切無かったのでギリギリの線まで書いていきたいと思います・・。

※当時付けていた日記をもとに、忠実に再現しております^^



第一章 「内職を始めたきっかけ」

息子がまだおなかの中にいる頃、私はつわりの辛さから仕事を辞め、専業主婦になりました。だけど、その頃は夫のお給料は少なく、月給20万円を超える事さえほとんどありませんでした。

頑張って節約しても蓄えが増えるわけでもなく、初めての出産&育児にかかる費用をどう捻出するか毎日毎日悩んでいました。

つわりも治まった2002年2月、買い物の帰りに電柱に目をやると

「内職 求む 。誰にでも出来る簡単なお仕事です。 電話090-▲▲▲▲-××××」というチラシ。

迷わずその場で持っていた携帯電話から電話をしました。
電話に出た担当のSさんは、私より10歳ほど年上の女性。住所、電話番号などを教えて即決でした。


第二章 「最初のお仕事」

まず、担当のSさんがほんっとに簡単に仕事について説明してくれました。
仕事があるときは電話で確認してから家まで持ってきてくれること。仕事がないときもあるということ。仕事は期日までに丁寧に仕上げて、もし、出来そうに無かったら事前に電話で知らせる事。(他の内職者に手伝ってもらうため)。そのほか、1つの仕事が終わるたびに書くお給料の請求書(?)の書き方。これらの事をざっと説明されました。そして、初仕事。

Sさんが持ってきたのはダンボール5個!

中身を見てみると某人気の犬のキャラクターキーホルダーの部品と台紙、袋。

ペンチを2つ使って両手に持って、小さなワッカをはめたりしてキーホルダーを作り、台紙に載せ、袋詰めして、店頭に並べられる状態にし、最後にキャラクターの種類ごとに箱詰め。なんと、キーホルダーの数、600個。
ちなみに内職で使う道具、ペンチなどは全て貸してくれます。

器用ではないけど不器用でもない私。すぐに慣れたけど、納期までの5日間、一日7時間ほど作業してギリギリでした。しかも、もう、妊娠22週(6ヶ月)なので腰が痛い(×_×)

さて、初めての内職のお仕事、1個当たりのお値段は「3円」600個で1800円也。5日間頑張って1800円・・。先行き不安。


第三章 「内職を侮(あなど)る事無かれ」

1週間程たって、Sさんからまた連絡があり、次のお仕事です。今度はSさんが持ってきたのはダンボール箱1箱♪

中には袋に入った小さなキャンディーと、展開された箱、包装紙、リボン、飾り。そう、もうすぐホワイトデー☆
ホワイトデーで店頭に並ぶ可愛くラッピングされたキャンディーを作るお仕事です。
これは可愛いお仕事だ〜♪しかも、数も60個。納期は3日後。余裕でしょ!

と、思ったのもつかの間、Sさんが見本を1つ作ってくれました。箱を組み立てて、キレイに包装して(右の紙が下で左が上とか、開けた時の商品の向きなど間違えたら×)、リボンで結んで(これも上から下に通してから左から右に、結ぶ時には左下から右下に・・などわけの解からない決まりがあり大変!)、バーコードのシールと飾りをつけておしまい。

「はぁぁぁ〜!?わからん!」

でも、Sさんはとっとと帰ってしまったので、即効で、今、観たもの聞いたものをメモして忘れないようにし、やはり3日間、1日7時間くらいは作業をしました。3日目の納期の日なんて、朝の4時起き。その日、近くのスーパーに買い物に行ったら目の前がチカチカ&キラキラして、動悸が激しくなり、ぶっ倒れスーパーの事務所で1時間ほど休ませてもらいました。

内職って辛い。おなかの赤ちゃんの事を考えたらやめたほうがいいのかな??と思いました。

ちなみにこのキャンディーのお仕事、1個の収入は5円。60個で300円。o( _ _ )o ショボーン
キャンディーのバーコードのシールに張ってある値段を見ると450円!
こんな3cm四方の小さな箱に入った3〜4粒のキャンディーが450円!?

いかに、こういうものを買うのが無駄遣いか、思い知りました。また、こういうものを作るのに私のような主婦の手がかかっているのを知って驚き、1円の大切さをひしひしと感じたのもこの頃でした。

納期にSさんが商品を取りに来たとき、出来上がりをみて「全部出来たんだぁ!まりこさんって、負けず嫌いでしょぉ?」と一言。良くわかってらっしゃる。私はすご〜く負けず嫌いです。

この後も全ての仕事を納期までに仕上げました。今思うと、何をそんなにムキになってたんだ?



第四章 「可愛いけど、なんじゃこりゃ?なお仕事」

そろそろ内職の厳しさがわかり、妊婦にはキツイなあ・・やめようかなあ・・とぼやいていた頃、またSさんから仕事の依頼。断れない性格のわたくし。二つ返事でOKしました。

今度のお仕事は説明するのが難しい・・。
箱に入っていたのは紙で出来たウサギの本体とウサギの手、メッセージカード、ヒモ、割ピン
うろ覚えなんだけど↓これが完成図。

これじゃわかりませんよね^_^;

えっと、ウサギの胴体に手のパーツを胴体に割ピンで止めてウサギとメッセージカードをヒモで結んで留める。という、とても面倒なお仕事。割ピンはラクでしたが、ヒモを結ぶのが、端のヒモが出ないように、かつ、ほどけない様にしないといけないので、面倒!というか、苦手。私はお裁縫は苦手なのです(お裁縫じゃないって?)  これが1200個。ヾ(- -;)って、おい・・。納期は3日後。できませーん。

まず、うさぎさんを全部作って、ヒモ結びは後回し。1日目。夢にピンクのウサギが出てきました。

2日目、ペースをつかんだものの、どう計算しても翌日までに間に合わず、実家の父母に来てもらい親子3人、コタツに入って、せっせとヒモ結び。父もブーブー言いながら手伝ってくれました。

最後の日は早起きしてSさんが来るまで、ずっと内職をし、ギリギリ全部終わった頃には起きていても家中ににピンクのウサギが見えました(・_・)

これは1個の収入2.5円。×1200個で3000円。

一体、誰が何の目的でつかうものなんだ?もう、おなかが大きくなってきてタダでさえ腰が痛いのに、この頃には朝、腰痛で起きられないほどに。 もう、辞めよう・・。


第五章 「もう、辞めよう・・」

それからも当時流行っていたグループ「ミ○モニ」のレターセットを作るために封筒、便箋、を袋に入れる仕事や、これも当時流行っていたアニメ「犬夜○」のボールペンを組み立ててバーコードのシールを貼るお仕事などなど、いろんな事をしました。どれもこれも、大変。どの仕事も同じように、1日のほとんどを仕事に費やし、納期までに仕上げます。肩が凝り、頭痛がして、お腹も張って・・夫の希望もありSさんに「体がきついので辞めます」と、正直に話しました。Sさんは「そうか〜、残念ね・・。赤ちゃんが産まれて、落ち着いたらまた連絡してね〜。いつでもお仕事あるから」と言ってくれすんなり辞める事が出来ました。

・・と、おもったら、翌日Sさんからの電話。

「まりこさ〜ん、どうしても納期に間に合わない仕事があるの〜!最後だから手伝って!!」

ホントにホントの最後のお仕事はくまの○ーさんのボールペン作り。1500本! (*ノ_<*)エーン

○ーさんのお腹にキレイなガラスの石を接着剤でくっつけて、それがボールペンのカチカチやる部分。
後はボールペンを組み立てて、銀色のディ○ニー認定シールとバーコードを貼っておしまい。
って、これまた大変。我が家のリビングは○ーさんだらけ。ちょっと歩くと「いてっ」。足を見ると○ーさんが足の裏にくっついている始末・・。天下のディ○ニーキャラクター商品でさえ、私のような内職主婦の手を通って店に並べられるんですね。ちなみに、この章の文頭のミ○モニのレターセットは後にファミレスのレジ横で見かけた事がありました。



エピローグ 「最後に」

というわけで、この数ヶ月の間、とてもいろいろなお仕事をしました。
毎日お仕事をしていたわけじゃなく、仕事のない日もあったのでひと月だいたい8.000円くらいの収入でした。

とにかく、内職をして良かった事は「1円」いや、「1銭」のありがたみ、重みがわかったこと。そして、どんな売り物の裏にもそれを頑張って作っている人がいるということを再確認できたこと。

悪かった事は・・かなりの貴重な時間を費やした事。
そして、私が1日に数百円のために頑張ってるのに〜なんて思うと水を流しっぱなしにする夫、電気を付けっぱなしにする夫に必要以上に食いついて夫にすごく嫌な思いをさせてしまった事です。お金のことばっかり考えていて、心に全く余裕がなかったんです。

きっと、私は内職にはあんまり向いている性格じゃないのかもしれません。テレビを見ていると皆さん、楽しそうにお仕事をしているので。それか、もしかしたら現実はみんな、私のような感じなのかもしれません。どちらなのかは判りませんが、もし、皆さんが「在宅ワーク」「内職」というお仕事をしたくてそして、されたとして、その時には時間や、家族などお金に変えられない大切なものを犠牲にしないようにしてほしいな・・と思います。

でも、先に書いたように、得たものもありました。内職をしていたころにお金の大切さを実感しなかったらこのHPも作っていなかったかもしれないので、それは本当に良かったと思います。

おしまい★



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