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30代の転職レポート



夫31歳の今年の夏の初め、勤務している車会社の、夫が所属している部門が他の会社に吸収される事になりました。夫の選択肢は

1 この会社に残って他の部門で働く事
2 吸収した会社に行って働く事
3 退職する事

の3つ。

今までの会社に残れば今の自宅から片道毎日2時間近くかけて通勤。帰りも遅く、給料も20万そこそこ、土・日は休みではありません。
吸収先の会社は労働条件がさらに厳しいところ。

私も当初は寝耳に水の話でしたが夫婦2人で出した結論は「3 退職」でした。=(イコール)転職。

この秋32歳になる夫はPCスキルも無ければ手に職があるわけでもありません。そんな夫の転職レポートを書いていきます。

同じ状況の方がいたら少しは参考になる・・・カナ?
● 退職まで1ヵ月半

2006年6月には上に書いた話が持ち上がりましたが、結局いつまで会社に留まれるのか、具体的に決まったのが9月の半ば。「10月末まで」という事でした。

いや、それ以上いて他の部署で働くことも出来るのですがそうすると退職金が満額出ないとのこと。「10月いっぱいで辞めれば退職金を満額出しますよ」という会社の決定を聞いて「なんじゃ、そりゃ!」と怒りが収まりませんでした。典型的なリストラですね。ううん、リストラなら退職金にイロをつけてくれても良い様なものですが、会社側は「辞めてくれ」と言っている訳ではないのでそれは認めてもらえません。汚い・・!

冬のボーナス(毎年すずめの涙)を待つよりも退職金を満額貰った方が良いので退職を決定。そして退職まであと約1ヶ月。転職先を見つけなければいけません。


● 妻として

こういうとき、妻の立場では何が出来るでしょうか?

私も一生懸命考えました。結論は「頑張って過ごす事」。こんな時だからこそいつも以上に自分の仕事も、家事も、育児も今まで以上に頑張るしかないのです。やれるべきことを頑張る。
「しっかりしてよ!」「まだ見つからないの?」とはやしたてるよりも、妻が一生懸命ごはんを作ったり掃除をしたりして家族の毎日の生活を充実したものにしようとしている姿を見たほうが何も言わなくても「がんばらなくては」と夫は思うとおもうのです。

妻の私も不安が無いわけではありませんが、タダでさえ追い詰められている夫に不安な姿を見せてさらに暗い気持ちにさせるよりも、こんな時だからこそ家庭を明るくして「よし!この明るい家庭を守ってみせる!」と夫に思って欲しいのです。


● 夫の就職活動

2006年9月末(退職まであと1ヶ月)

まず夫がしたのは求職情報誌や駅やコンビニのフリーペーパーでの職探しでした。それに加えリクルートエージェントやweb anなどに登録しての求人情報収集。これらの就職・転職サイトは無料で登録でき、自分の条件(勤務地や労働条件など)にあった職を探し出す事が出来ますし、求人誌に比べて情報が早いのでいち早く欲しい情報をキャッチする事が出来ます。(求人サイトは他フロムエーナビ、Job@nifty 転職情報などいろいろあります。)

しかし、面接を受ける前に断りのメールを貰ったり面接に行けても残念な結果に終わったりして退職まであと半月になりました。


2006年10月中旬(退職まであと半月)

夫はハローワークに行ったりリクルートに出向いて面談をし求職情報をもらいその中から現段階では2社選びコンタクトを取ろうとしているところです。スローテンポのように思えますがあまり「退職日までに」などと思わずに長く満足して働ける職場をじっくりと探して欲しいと言うのは私の希望でもあります。夫本人も決してのんびりしているわけではなく数ある求人情報の中から興味が持てる仕事を探すのは相当の時間やエネルギーがいるようです。まだ現在の会社の仕事もありますしね・・。


2006年10月末(退職)

ついに今までの会社の退職日。夫はいつもと同じように出勤し、いつもより少し遅く帰宅しました。ひとまず、今までお疲れ様でした。明日から「無職」です。頑張ってもらわなくては。

先日面接をしたうちの1社が2次面接まで進めることになりました。


2006年11月初旬

就職活動中でも朝は今までどおり早く起きる。私がHP関連の仕事をしている間は家事、育児を任せる。私が家事をする時間も手が空いていれば極力手伝う。それ以外の時間は職探しをする。だいたいこれらの事を守ってもらっています。怠けた生活に慣れてしまうのはとても怖い事です。

残念ながら無職になってからもなかなか職が見つからない夫。ハローワークやネットでの仕事探しは頑張っているようなのですが・・。先日の2次面接も筆記試験が出来なかった・・と落ち込んで帰ってきました。「そんなもん、落ち込んでもしょうがないでしょ。次。次♪」と、私も背中をたたきながら夫婦二人三脚での就職活動です。


2006年11月中旬

やはり先日の2社とも採用連絡はもらえず、他の職場を探す日々。最初に夫婦で話し合った勤務先の条件を見直すことにしました。希望は「転勤が無い」「職場がそれほど遠くない」「土日が休み」「営業職」。それに加え、もちろん会社の将来性などが揚げられますがこの中から私の第一希望は「転勤が無い」こと。夫の第一希望は「土日が休み」。その2点は残しておいて後は妥協しよう・・ということになりました。

そうなると少し求人先も増えてきます。


2006年12月初旬

12月になって夫本人も周囲の人間も少し焦ってきました。
やはり職が決まって御の字で新しい年を迎えたいというのがみんなの希望。12月の頭に5社面接を受けました。そのうち二次面接に進めたのが2社。祈るような気持ちで二次面接に挑みます。面接前はその会社や仕事内容について勉強する事が山積みなので夫も少し疲れ気味。

でも「無理しないで」の言葉はぐっと飲み込み、「とにかく頑張れ!」とはっぱをかけます。頑張れ!


2006年12月中旬

2次面接の2社。

1つは行きたい会社、やりたい仕事でした。もう1社はそうでもない感じ。
やるだけのことはやった様子。結果は!?


2006年12月下旬

初めて採用連絡を貰いました(祝)
ところが、上に書いた後者の会社。希望していた方の会社は不採用でした。ここで3日間ほど真剣な話し合いが続きました。両家の実家にも相談をし、その会社に行く事がよいのか悪いのかとことん考えました。

夫は転職活動で初めての採用連絡なのでもう嬉しかったんでしょうね。急に「この会社に行きたい。この仕事をやりたい。」と、先日までの態度が一変しました(笑) 冷静に判断できるのは家族である私の方なのでさんざん悩みましたが本人が「やりたい」という以上、止められませんね^_^; 最後には「じゃ、頑張って仕事してね!」と、収まりました。

私と夫の第一希望「転勤は(たぶん)無し。」「土日は休み」は叶えられましたが、通勤には片道1時間半。残業も多いようです。夫にとっては未知の分野での仕事ですし不安もありますがあとは夫を信じるのみ。

そして、私と息子もしっかりと夫を支えていこうと思います。


● 最後に

はっきりいって、転職というものがこんなにパワーのいる事だとは思っていませんでした。本人も、そして家族も先の見えない不安が四六時中付きまといます。

だけどこんなに長い日数(2ヶ月間)、夫が家にいたこともありませんでしたし、こんなに毎日いろいろな事を話し合った事もありませんでした。少なくとも私達家族にとってはとても貴重な時間を過ごす事が出来ました。

前職を辞めた時でも、採用連絡を貰った時でもなくこれからがゼロからのスタートだと思います。

夫が残り何十年かの会社人生を有意義なものにするかどうかは本人次第なので頑張って欲しいと思います。そして精一杯、夫を支えていけるよう私も頑張ります。
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